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「記憶と和解」と「過去の克服」
東アジアにおける戦後の脱植民地化は、帝国主義に冷戦構造が折り重なる暴力の連鎖に巻き込まれていく。そして冷戦体制の崩壊という世界史的転換を迎えることで、いかに国家暴力の時代を克服して正義を回復し、和解を成し遂げるのかという課題と向き合ってきた。本書は、こうした暴力にさらされた戦後の東アジアが、当該の国や地域を越えてトランスナショナルに展開する「記憶と和解」のポリティクスを、「過去の克服」に向けた〈ポスト帝国〉の連帯として位置付け、その実践的意味を問う。
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