実中研流 世界標準システムのつくり方

六匹のマウスから

実中研流 世界標準システムのつくり方

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出版社
実験動物中央研究所
著者名
野村龍太
価格
2,200円(本体2,000円+税)
発行年月
2022年4月
判型
四六判
ISBN
9784766428247

従来の「発がん性試験」を根底から変えるマウスとそれを安定供給する世界標準システムを構築



▼公益財団法人実験動物中央研究所(実中研)は、実験動物をいかに人のために活かすかを底流に実験動物の開発、均一化、量産化を実現してきた。その中でヒトのがん遺伝子を人為的に組み込んだのがrasH2マウスであり、従来2年かかっていた発がん性試験を6カ月に短縮し、世界中に安定供給するシステムを開発・実用化した。欧米をはじめ海外で本格的な学術/営業活動を展開する中で、「単体」のマウスを提供するのではなく、トータルな動物実験システムとしての提供を確立した。

2022年、実中研は創立70周年を迎えた。創立以来、常に利用者を意識してきたその風土が「世界標準システム」に結実したのだ。バイオ関連に限らず、大切な人生を前向きに生きたいすべての人々に、ぜひ読んでいただきたい1冊である。

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