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■ロシア軍が北海道に侵攻。元自衛官の芥川賞作家による衝撃作
ロシア軍が北海道に上陸。
自衛隊の3尉・安達は敵を迎え撃つべく小隊を率いて任務につく。
避難を拒む住民、届かない敵の情報、淡々と命令をこなす日々――。
そんな安達の〝戦場〟は姿を現したロシア軍によって地獄と化す。
軍事描写のあまりのリアルさに話題となり、
専門家をも唸らせた『小隊』に
デビュー作『戦場のレビヤタン』を合本して文庫化。
「ブラックボックス」で第166回芥川賞を受賞、
元自衛官という異色の経歴をもつ作家が放つ、
衝撃の戦争小説3篇。
■著者コメント
『小隊』を書いている時、私はある言葉だけは
絶対に使わないようにしようと決めていました。
その言葉は、それ自体が持つ重みに反して、
使えば使うほどに失われてしまう何かがある気がするのです。
その何かを、お読みいただくみなさまに感じていただければ幸いです。
――砂川文次
■推薦コメント
「戦場」とはこうしたものか ――小泉悠(東京大学専任講師)
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