特集:福島泰樹第三十三歌集『天河庭園の夜』
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歌人・福島泰樹主宰の「月光の会」が発行する短歌雑誌。今号の特集は、前衛歌人・岡井隆らへ捧げる福島泰樹第33歌集、『天河庭園の夜』(2021年7月、皓星社)。著者自選27首ほか、大和志保によるロングインタビューを掲載。そのほか、5月に刊行予定の重信房子短歌連載も収録。
○自選27首より
だがしかし時は移ろい小林をなしていた旗、濃き霧の中
思想とは教えてくれよ岡井さん、鞣した皮の輝きですか
凄まじく堕ちゆく夕陽日輪の 世界は花の血滴なるか
歳月は蜜であったろ厳かな罰であったよ 雲ながれゆく
さながらに此処が天河庭園でありたるよ特急「あずさ」は発たず
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