なぜ「弱い」チームがうまくいくのか

なぜ「弱い」チームがうまくいくのか

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出版社
晶文社
著者名
今中博之
価格
1,760円(本体1,600円+税)
発行年月
2022年4月
判型
四六判
ISBN
9784794973108

足を引っ張る人が入ってくる?
自分がいると迷惑?
意見の異なる人を活かせる?
――「多様性あるチーム」を不安に思うすべてのひとへ

障がい、病気やケガ、出産・育児、介護……さまざまな経歴やバックボーンの人びとが集まり、いっしょに仕事を進めていくことが急速に増えた昨今。もはや、どんな職場でも多様性を抜きにしたチームづくりはありえない。なのに、その考え方や方法を、学校でも職場でも教えてはくれない。
100万人に1人という身体障がいをもつ著者は、数人から1000人を超える多様な規模のチームでメンバーやリーダーを経験してきた。たどりついた強いチームの条件とは「欲が深くて、自立できなくて、すぐ諦める」こと。その真意とは?
若手からリーダー層まで、これからの仕事論に外せない一書。

「私のほしかった社会の設計図がここに!」
――村木厚子(元厚生労働事務次官・「若草プロジェクト」代表呼びかけ人)


【目次より】

序章
ソーシャルデザインでチームをつくる

弱さと非差別化するデザイン/意図的で作為的な人ができること/チームとハビトゥス/怒りを抱えるのは、悪いこと?/ギルド的チームをつくる
[コラム] 正義のミカタでいたがる態度


第1章
チームにいちばん必要なのは弱さ

あなたに似た弱い人/「あれこれ」考える人/トークンな人/助けやすい人/すべてをさらけ出さない人/いつも笑っていない人/「ただ、好き」と言える人
[コラム] 疑念と失望からの企て


第2章
つながりすぎずに共に働く

力をあわせる潮目を知る/社会脳が求めた人数/閉じながら開く/秘密を持ち寄る/切れない約束を求めない/1人で自立してはいけない/バラツキのある社会
[コラム] 小さな、理解の届く集団


第3章
綻びが見えたら、どうするか

中心を中空にする/一匹狼は弱い狼/理知分別が許さない/痛みのある人の傍らに立つ/助けたいと思ったら助けたらいい/私とあなたは違います/待つことは、縛られること
[コラム] 「食いっぱぐれなく」生きるために


第4章
リーダーにとって大事なこと

何をしでかすかわからない/蛇のように動く/アジャイルなチームをつくる/あなたの意見は私のもの/専門家としての揺らぎ/4番とエースがリーダーとは限らない/ヘッドコーチの条件
[コラム] 脱輪させない仕組み


第5章
リーダーとメンバーが為すべきこと

いったん疑ってみる/願いを伝えるだけ/嘘を受けとる/架橋できる人をつくりだす/距離を縮めるスキル/「ただ喜びあう」だけでいい/仮面の組み合わせ/次のベンチまで歩くんだ

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