取り寄せ不可
もう恋人のふりはできない。
愚かにも彼を愛してしまったから。
住み込みで美容室の下働きをしている施設育ちのメアリーは、
誕生日の夜、店長に命じられ顧客とのディナーに送りだされた。
そこは商談の席で、彼女はまるでデート嬢のように扱われ、
ショックを受けるが、その様子を商談相手のギリシア富豪、
コスタは見逃さなかった。彼女をバーへ誘い、身の上話を聞き、
誕生日を祝ってくれたのだ。メアリーは涙を浮かべて感激した。
こんな素敵な男性が、私の恋人だったら……。
数日後、彼から多額の報酬とともに、週末の3日間だけ
恋人として同行してほしいと頼まれ、メアリーは仰天する。
養護施設で育ち、これまで誰からも誕生日を祝ってもらったことがないヒロイン。ヒーローと一緒に迎えた21歳の誕生日は、何にも代えがたい特別な思い出となりました。週末の恋人契約を通して、彼への想いが愛なのだと初めて気づくヒロインですが……。
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