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火山灰に埋もれた都市の記憶を辿る
紀元79年8月、暑い夏の朝方に起こった
ヴェスヴィオ火山の大噴火により、
灰に埋もれた古代ローマの地方都市ポンペイ。
街角の壁面には一万数千点もの多種多様な
落書きが残されていた。
家族の無事を願う声、愛する二人の逢瀬の印、
剣闘士に魅了された女性たちの切ない声援、
皮肉を伴った罵詈雑言……
まるで手に取るように人々の肉声が聞こえてくる。
本書では当時のまま残された「落書き」を素材に、
古代ローマ人の日常や素顔を再現する。
巻末には、マンガ家のヤマザキマリさんと著者による特別対談を収録!
※本書は2010年に講談社より刊行された『古代ポンペイの日常生活』を
加筆・修正のうえ新書化したものです。
プロローグ
第一章 大噴火と発掘の歴史
第二章 友に、公職を!
第三章 公務にふさわしい人びと
第四章 民衆は見世物を熱望する
第五章 喜怒哀楽の生活風景
第六章 愛欲の街角
第七章 文字を学ぶ
第八章 落書きのなかの読み書き能力
エピローグ――人類史のなかの識字率
特別対談 ヤマザキマリ×本村凌二
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