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市井の人々の暮らしをやわらかく描きながら、わたしと、わたしでない者、いることと、いないことの境界を手探りする。宮崎を拠点とする劇団こふく劇場・永山智行の戯曲3篇。
幼い頃、64歳の誕生日に死ぬことを予言された男が、平成29年12月、63歳の誕生日を迎える。それから一年間に起きる出会い、別れ、再会……どこにでもあるようでかけがえのない出来事たち(ロマンス)。
奥深い山里に暮らすひとりの老女。いちどもその土地を離れたことがないというその女は、よそから来たという客人の求めで、かつてここを離れようとした三度の出来事をゆっくりと語りはじめる。(いきたひと)。
ある男が火事の焼け跡から日記を見つける。それは50年ほど昔の、その家に住んでいた男の日記だった。日記の中で50年前の男は、猫を探している。それを読んだ男は、50年前の男と同じように、電信柱にその猫を探すための張り紙をしてみる……(猫を探す)。
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