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ブリヂストンの創業者・石橋正二郎は一代で世界有数のタイヤメーカーに成長させた文字通り立志伝中の人物であるが、印象派を中心とする一流の洋画コレクターでもある。ブリヂストン美術館(現・アーティゾン美術館)、石橋美術館(現・久留米市美術館)、ヴェネツィア・ビエンナーレ日本間、東京国立美術館の四つの美術館を造った社会事業家としての顔を持つ、石橋正二郎という存在を活き活きと浮かび上がらせた。
戦時中は美術品の売買は盛んであり、戦中や石橋が積極的に印象派の絵画を買い集めた敗戦直後の美術界の上京と動向や青木繁、藤島武二といった日本洋画界の巨匠達とのエピソードにも話が及び、日本美術史という観点からも興味深いエピソードが綴られた一冊である。
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