歴史、理論、政策など幅広い分野にわたる財政学を、コンパクトに理解できる入門書として企画。財政は国民の意思に基づいて運営されなければならないという財政民主主義を根本原理としている。社会保障制度の維持、少子高齢社会の進展、経済格差の拡大、国債の大量発行、新型コロナ感染症の流行など、日本を取り巻く環境は厳しい。これら重要課題の解決には財政学の理解が必要で、私達自身が主体的に行動してこれらの課題に取り組まねばならない。本書を学ぶことが、その主体的行動の第一歩となろう
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