憑霊信仰と日本中世社会

岡山大学文学部叢書

憑霊信仰と日本中世社会

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出版社
法蔵館
著者名
徳永誓子
価格
3,850円(本体3,500円+税)
発行年月
2022年3月
判型
A5
ISBN
9784831860712

人はモノノケをいかに調伏したのか?10~14世紀において憑霊を利用したヨリマシ加持をめぐる仏教と神祇信仰の交錯、それに関わった宗教者の展開を明らかにする。
目次
序 章
第一節 本書の課題/第二節 本書の構成
第一章 古代・中世の験者
はじめに/第一節  験者の定義/第二節 験者以前/第三節 験者と修験道/おわりに
第二章 護法童子考
はじめに/第一節 漢文記録・文書の護法/第二節 『日本国現報善悪霊異記』の護法/第三節 「つく」護法/第四節 修行と護法/おわりに
第三章 梓弓と鼓
はじめに/第一節 梓弓と鼓の併用/第二節 『春日権現験記絵』のミコ/第三節 護法占とヨリマシ加持/第四節 人の霊・神の霊/おわりに
第四章 ヨリマシと験者
はじめに/第一節 「つく」と「よる」/第二節 物付とミコ/第三節 ヨリマシ加持と遊戯盤/おわりに
第五章 諸天・神祇と念仏―『融通念仏縁起絵巻』毘沙門天霊験譚の分析―
はじめに/第一節 「毘沙門天名帳加入の段」/第二節 「諸神諸天冥衆名帳加入の段」/第三節 「鳥畜善願に与するの段」/おわりに
第六章 騎牛の疫神―『融通念仏縁起絵巻』知恩院蔵本・フリーア美術館蔵本「正嘉疫癘段」疫神図の検討―
はじめに/第一節 広隆寺牛祭の検討/第二節 牛を連れた眷属/第三節 乞食と疫神/おわりに
終章

図版一覧
あとがき

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