幼い頃に負った大やけどのため左手が不自由だった野口英世。手の手術を受けたことで医学のすばらしさに目覚め、医学者を志すようになる。そして持ち前の行動力と努力によって世界で活躍する医学者となり、猛威をふるう感染症に立ち向かっていく。
『まんが人物伝』シリーズは、偉人が子ども時代をどう過ごし、どう偉業を果たしたかをえがいた伝記まんがの決定版!
■『野口英世 感染症とたたかった医学者』監修 公益財団法人野口英世記念会のポイント紹介
千円札の肖像画でも親しまれている細菌学者野口英世。その生涯は時には破天荒ともとられる一面があります。しかし、子どもの時に追ったやけどや貧しさの逆境を跳ねのけるためにはなりふり構わず突き進まなければなりませんでした。
そのような野口が困難に立ち塞がれた時、必ず手を差し伸べてくれる恩師・友人・家族の存在がありました。
原因のわからない感染症に闘いを挑んだ野口の研究は、人類を救いたいという想いとともに、それまでの成長を手助けしてくれた方への恩返しでもありました。
苦難に耐え、運命を切り開いていく野口の生き方とともに、周りの人たちがどのように野口を見ていたかを考えながら読み進めると、きっと野口英世の本質が見えてくると思います。
【もくじ】
偉人写真館
プロローグ 細菌の狩人
第1章 ハンデを乗りこえて
第2章 多難な医学の道
第3章 世界を舞台に
第4章 黄熱病とのたたかい
野口英世が生きた時代/お宝発見/もしも野口がSNSをしていたら/野口英世検定クイズ100/年表
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