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第一歌集 『顔をあげる』(1961年)、第二歌集『前線』 (1976年)を併録。代表歌「男の子なるやさしさは紛れなくかしてごらんぼくが殺してあげる」(『前線』)、「外套の腕絡ませるようにしてなじりくる腹立てなくっていいの」。短歌に口語を取り入れる独特の文体は、俵万智氏など現代を代表する歌人たちへも深く影響を及ぼしている。
【収録作より】
はすかしいから振りまはした花のやうに言ひにくいことなんだけど
ゆふ燕の影かはほりとすりかはるひりひりとして時のうすかは
あんなことこんなことあつたでせうさういつもの八時だつたさ
解説=斉藤斎藤(歌人)
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