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剣道の技法は個人の力量だけを問題にするのではなく、相手と自分の「間」を軸とした剣術(剣の理法への気づき)へと展開した。本書は戦国末期から江戸時代初期を起点に、今日に至るまでの剣道の歴史的発展の経緯を示した。戦国期以前の剣術の在り様を認識したうえで改めて各時代の流れに沿った剣道史を考えてみたいという筆者の思いを実現すべく、連載終了後5年のときを経てついに単行本化。
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