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ナショナル・シンボルとしての毛沢東は、どのように一般社会に浸透し、民衆に受容されてきたのか。中華民国の孫文とベトナムのホーチミンと比較しながら、毛沢東の象徴的意味、個人崇拝の生成過程と持続するメカニズムを究明する。民衆の多元的な言説や生活実践からみえてくるのは、偉大なる指導者の集団的記憶とその時代的変化である。毛沢東への人類学的アプローチは、現代中国社会を知るための新たな手掛かりとなり得るのか。
【目次(抜粋)】
序 章 記憶と象徴としての指導者への人類学的アプローチ
第一章 近代中国におけるナショナル・シンボルの誕生
第二章 山村から国家的聖地へ
第三章 公共的領域における毛沢東の題字
第四章 民間信仰における指導者の記憶と象徴
第五章 バッジの使用と語り
第六章 中華民国の国父、孫文の記憶と表象
第七章 近代ベトナムと民族英雄のホーチミン
終 章
付録(毛沢東・孫文・ホーチミン関連年表)
注/参考文献/後書き/索引
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