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本書は、母性看護学実習・小児看護学実習において、臨床実践に必要な基礎的知識、アセスメント、特異的な疾患の知識などをまとめたガイドブックである。教科書とは異なり、基本的知識ではエッセンスだけをまとめ、技術では初学者である学生が原則として理解すべき内容と正常を逸脱した場合のケアに分けて解説をしている。
さらに、これまでの実習に関するサブテキストと住み分けができる特徴として、実習前、実習中、実習後、実習の振り返り、ちょっとしたトラブル(ヒヤリハット)や看護学生が実習中に思い悩むさまざまな場面を盛り込んだ内容となっている(学生あるある「実習のポイント」)。
別冊の「お助けポケットブック」は、実習記録の厳重な管理から実習終了後には記録が消去される今日、個人情報には触れず、看護学生がそれぞれに自己学習や実習で学んだことを自由に記載できるページを設け、自分だけの手元に残るオリジナルの参考書となる。
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