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1922年3月3日の全国水平社創立の一カ月後、4月2日に京都府水平社が創立された。以来、水平運動から戦後の部落解放運動へ、部落差別からの解放を希求する運動は連綿と受け継がれ、2022年で100年を迎える。
しかし、100年を経てなお、私たちの前には部落差別が存在し、運動を続けざるをえない現実がある。結婚差別や就職差別、差別発言・落書きなどが横行し、近年はインターネット上での差別扇動など、深刻な実態となっている。
本書は、自由・平等を願求しながら志を果たせないまま亡くなった先人たちの思いを受け継ぎ、過去100年の運動から教訓を学びとり、これからの部落解放運動の未来を展望する。
日本の近現代史、全国の部落解放運動の動きに京都の部落解放運動を位置づけながら、京都の独自性をも描き、今日の部落解放同盟京都府連合会の運動方針を踏まえつつ、史料にもとづいて客観的な事実を明らかにする。
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