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1980年に花神社より刊行された立原道造の評伝を42年ぶりに復刊する。永遠の青年詩人・立原道造は近代詩史のなかでも燦然と輝く抒情詩の名手としていまだに高い人気を誇っているが、その人気の秘密に迫る著者の筆致はみずからの若き時代の資質と重ね合わせてスリリングな解読をおこなっている。今回の[新版]にたいして新たな一章を書き下ろしで追加して、より現代的な立原道造理解への道を開いている。数多ある立原道造論の決定版。気鋭の詩人・研究者の細見和之氏の解説を付す。
[本書の目次]
序 章 「中間者」の光と影――立原道造の位置
第一章 歌のわかれ――立原道造の出発
第二章 暁と夕の間――立原道造の成立
第三章 美しい村――立原道造の展開
第四章 風立ちぬ――立原道造の終焉
第五章 風のゆくえ――立原道造の復活
花神社版あとがき
もうひとつのあとがき
[解説]「日付のある歌」と「日付のない歌」(細見和之)
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