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天才・山岸凉子が「毒親」を描く。
思わず背筋を冷たい汗がつたう傑作短篇集。
その愛の正体は依存なのか、束縛なのか、嫉妬なのか──?
「毒親」という言葉が生まれる遥か以前から、山岸凉子は、「母と子」という永遠の闇を鮮烈に映し出す作品を描いていた。
ラストで何の変哲もない日常世界が反転する恐ろしい傑作「夜叉御前」、
美しい女優と肥った娘の隠された愛憎を露わにする「鏡よ鏡」、
手の込んだお弁当をつくってくれる優しい母の深層心理に迫る「コスモス」、
よく気のつく自信家の妹と比較されて育った主人公を描く「ブルー・ロージズ」。
優等生の兄を溺愛する母の姿を妹の視点で見つめる「鬼子母神」の5作品を収録したオリジナル文庫。
角田光代さんの解説「奪われてはならないものについて」もぜひお読みください。
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