日本学の教科書

日本学の教科書

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出版社
文学通信
著者名
伴野文亮 , 茂木謙之介
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2022年3月
判型
四六判
ISBN
9784909658739

これから「日本」を捉え返す視座をどう獲得していくのか。

「日本」を考えるうえで、既存の取り組みにとどまらない、新たな展開を考えるために。

日本学の「方法」と「実践」を提示した、初学者をはじめとした日本学に関心を持つすべての人への「導き」の書。



グローバルヒストリーや文学研究、表象文化論や宗教研究といった人文科学から、「キャラクタ」研究や東北経済学、家族社会学といった社会科学まで、多種多様な学問領野の先鋭的な研究を結集し、さらに〈東北〉という〈場〉を問題意識として共有した新しい日本学の取り組みを示す。



執筆は、茂木謙之介、伴野文亮、クリストファー・クレイグ、佐藤弘夫、高橋章則、大野晃嗣、仁平政人、荒井美咲、君島彩子、オリオン・クラウタウ、雲然祥子、田中重人



【現代日本学は、安易な日本賛美の学問ではなく、「日本」というフィールドの実態を、複眼的視座から構造的に把握する学問でなくてはならない。現代日本学が健全な学問として存立し続けるためにも、現代日本学の実践に従事するすべての人は、国際と学際という2つの「際」に徹底的にこだわり、かつホンモノの資料をもとに研究を立ち上げるという緊張感を、絶えず持ち続けるべきである。現代日本学の挑戦は、はじまったばかりだ。】…おわりに(伴野文亮)より

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