49の「命題」とその史的背景・影響からコンパクトに学べるキリスト教思想史。
【目次】
第一部 古代・中世
1 ロゴス・キリスト論(ユスティノス)
2 神的感覚と聖霊論(オリゲネス)
3 三位一体論・受肉論(アタナシオス)
4 否定神学(擬ディオニュシオス・アレオパギテース)
5 内的超越の思想(アウグスティヌス)
6 ドナトゥス派論争(アウグスティヌス)
7 自己愛と神への愛(アウグスティヌス
8 ペラギウス主義論争(アウグスティヌス)
9 神の存在論証(アンセルムス)
10 味覚体験としての愛(ベルナルドゥス)
11 恩寵と自然(トマス・アクィナス)
12 聖書の四重の意味(トマス・アクィナス)
13 ドイツ神秘主義(マイスター・エックハルト)
14 神の全能性(オッカムのウィリアム)
第二部 宗教改革・近世
1 聖書中心主義と教会批判(J.ウィクリフ)
2 キリストの哲学(D.エラスムス)
3 キリスト者の自由(M.ルター)
4 神の義と人間の義(H.ツヴィングリ)
5 神認識と人間認識(J.カルヴァン)
6 信仰を支える外的手段としての教会(J.カルヴァン)
7 聖餐論争(M.ブツァー)
8 聖霊経験と終末的社会変革(T.ミュンツァー)
9 初代教会の復興と現世からの隔離(M.ザトラー)
10 聖書と伝承(トリエント公会議の教令)
11 聖書のみ(『和協信条』)
12 自発的契約によるキリストの教会(R.ブラウン)
第三部 近代・現代
1 キリスト者の完全(J.ウェスレー)
2 ドイツ敬虔主義(P.J.シュペーナー)
3 絶対的依存感情(F.シュライアマハー)
4 福音のギリシア化 (A.v.ハルナック)
5 キリスト教信仰と歴史学的方法(E.トレルチ)
6 生への畏敬の倫理(A.シュヴァイツァー)
7 神の人間との無限の質的差異(K.バルト)
8 新約聖書神学の前提としてのケリュグマ(R.ブルトマン)
9 実存的不安と勇気(P.ティリッヒ)
10 高価な恵みとキリストへの服従(D.ボンヘッファー)
11 キリスト教的終末論と希望(J.モルトマン)
12 神学の学的基礎を求めて(W.パネンベルク)
13 宗教多元主義(J.ヒック)
14 人間の超越と神の自己譲与(K.ラーナー)
他
第四部 北米・倫理
1 神の流出としての創造(J.エドワーズ)
2 人間の根源的自由(R.ニーバー)
3 歴史的信仰から出発する啓示の神学(H.R.ニーバー)
4 神の国の民の形成(S.ハワーワス)
5 社会の福音化(W.ラウシェンブッシュ)
6 フェミニスト神学(E.シュスラー・フィオレンツァ)
7 黒人神学(J.コーン)
他
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