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本邦初の通釈的解読。人物の窟、珍敷塚、王塚、五郎山、虎塚など、わが国の代表的な古墳壁画を、考古学、史学、民俗学、国文学などを駆使して解読する。壁画の題材には、人物や船、刀や盾などの具象文と、円や同心円、三角形などの幾何学文がある。考古学は、例えば円や同心円などの文様に月や太陽といった具体的な意味を与えるが、そうではなく、文様を人物や場の説明符号と考えると、壁画は人物を中心とした物語になる。壁画をつくる原動力は遺族の心情にある。壁画にこめられた意思表示を読み解くことは、古墳に封印されたはずの秘事を摘出することになった。わたしの説明で、描き手や遺族が納得してくれるかは自信がないが、それでも真意の一端を代弁しているはずである。(はしがきを要約)
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