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「認知症」という病気を知らない方は居ないと思います。
長生きが進んでいく事は素晴らしい事ではありますが、
認知症の最大の要因は加齢ですので、どうしても健康長寿の阻害因子として、
「がん」や「メタボ」と共に「認知症」が増えてくるのは仕方ありません。
年齢を重ねるにつれ、誰でも認知症に罹る可能性はあるのです。
「自分が認知症になったらどうしよう・・・」と思うのは当然ですが、
それだけではなく、「自分が認知症になったら家族が困る・・・」
「親・義理の親・夫・妻が認知症になったらどうなってしまうのか・・・」
という不安を抱えている方は多くいらっしゃると思います。
著者は岡山市東区の少し高齢化が進んでいる西大寺で総合病院を経営しており、
理事長ではありますが、週に5日は外来診療も行い、現場も熟知しています。
「認知症サポート医」の資格も持っています。
弊社で「透析」や「在宅医療」「生活習慣病対策」などの著作があり、今回の本が8冊目になります。
本書では、患者様本人やご家族に正しい知識を持って頂く為に、「認知症」についての基礎、脳のメカニズム、生活習慣病との関係、予防法、最新治療法等をまとめています。
著者からご家族への伝えたいアドバイスも1章もうけておりますので、読者の皆さんの参考になれば幸いです。
【目次】
はじめに
第1章 「認知症」とは?
第2章 認知症と脳科学
第3章 認知症と生活習慣病
第4章 今からできる認知症予防
第5章 認知症の人に寄り添う家族へのアドバイス
第6章 認知症の治療と未来
おわりに
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