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銀行業務には「銀行業の公益性」と「株式会社の私企業性」が鋭く対立する。銀行の公益性を踏まえた上で,営利性をどの範囲まで許容するのかは,緊急の政策課題である。本書は銀行の私企業性と公益性の交錯問題について,はじめて法的な視点から体系的に論じる。
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