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若くして結核を発病し、41歳で世を去った村上昭夫の処女詩集で唯一の詩集である『動物哀歌』収録の3つの詩に作曲された混声合唱とピアノのための作品。レジデントアーティストである信長貴富に東京混声合唱団が委嘱した作品で、2022年1月22日(東京文化会館 小ホール)東京混声合唱団 第257回定期演奏会(指揮:高関健/ピアノ:小埜寺美樹)にて初演された。「いまの暗闇の時代に生きていると感じる私が、この時代に聴きたい音、歌いたい詩で作曲した。」と作曲者は言う。結核を患い病院で過ごした日々の中で未来を願った若き詩人の情熱が、ドラマチックなメロディーと鮮やかなピアノの響きによって立ちあがる。闇のように暗い今の時代を懸命に生きる人々に光を灯すエールソング。さまざまな世代の方々に歌ってほしい作品であり、一般合唱団・大学合唱団だけでなく、中学校や高等学校の自由曲のレパートリーとしても。また、抜粋での演奏でも十分に演奏効果を期待できる。
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