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大きな環境変化に直面し、構造的変革期にある日本。打開策として地域創生を提示し、その実現に必要な地域マネジメントについて解説する。
わが国は、大戦後かつてないほどの経済社会の構造変革期の真っただ中にある。1995年から大規模自然災害(1995年阪神淡路大震災、2011年東日本大震災、2016年熊本地震など)、経済危機(1997年アジア経済危機、2008年リーマンショック)、パンデミック(2003年SARS:重症急性呼吸器症候群、2009年Mars:鳥インフルエンザ、2020年新型コロナウイルス)、テロ・紛争(1995年地下鉄サリン事件、2001年米国同時多発テロ、2010年尖閣諸島中国漁船衝突事件)といった短期的な環境変化(危機)が連続して襲ってきている。
本書のねらいは、現在のわが国の大きな構造変革期という現状認識と、それを打開する方策としての「地域からの変革」の方向性を示すとともに、地域の内発的な発展のために必要な具体的な手法について提示することである。
こうした地域マネジメントを実現するには、国と自治体の関係を規定するさまざまな制度の変更が必要であり、一朝一夕にはいかないが、そうした変更を待つのではなく、現在のスキームの中でも地域自らができることに着手し始めることが必要であり、そのために求められる要素をできるだけ盛り込んだ。
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