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物語論からフィクション論へ
――フィクションとは「文彩の拡大された様態」である
ホメロスからコルネイユ、ボルヘス、ウッディ・アレンまで
緩やかにつながる断章形式を用い、ユーモアを交えた語り口で読ませる……本書は、小著ではあるものの、「メタレプシス」という概念をめぐる考察を通じて、ジュネットの詩学と美学のさまざまな側面に触れることができる著作でもある。ジュネット自身によるジュネット入門と言ってもいいかもしれない。(「訳者解説」より)
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