特集:河川災害から命を守る/フンガトンガ・フンガハアパイ火山噴火緊急特集
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■激甚化する河川災害、世界が注目する巨大噴火を特集する、最新の防災研究書。
世界中で脅威の度合いを増す河川災害。その被害から生命を守るために必要な方策とは?
深夜の日本各地に、想定外の津波警報を鳴り響かせたトンガ沖噴火。「未知の津波」の正体とは?
巨大噴火による「火山の冬」は、人類社会に災厄をもたらしてきた。トンガ沖噴火が地球気候に与える影響は?
第一線の研究者による最新論稿を掲載する、国際津波防災学会の機関誌が、本巻より一般販売を開始。
■フンガトンガ・フンガハアパイ火山噴火 緊急特集
今年1月15日、トンガ王国の沖合で発生した、フンガトンガ・フンガハアパイ火山の大規模噴火(いわゆる「トンガ噴火」)。「津波被害の心配はない」との当初予測にもかかわらず、想定外の津波が発生し、深夜の日本に警報を鳴り響かせた。
この津波は、未知のメカニズムによって発生した「謎の津波」であるという。その正体とは何なのか。
また、過去の巨大噴火が引き起こした気候変動「火山の冬」は、人類の歴史に、どのような災厄をもたらしてきたのか。そして、今回のトンガ沖噴火は、地球気候に影響を及ぼすものなのか。
火山学・気象学の最前線に立つ研究者による最新論文を、本巻に速報として掲載する。
執筆者:
石峯康浩(山梨県富士山科学研究所)
田家康(日本気象予報士会東京支部長)
■特集 河川災害から命を守る
いま世界各地でその脅威を増す、河川災害。人類は歴史的に、水を使えない台地では人口を維持できず、いまも日本の都市の多くは、浸水想定区域に立地している。
本特集では、令和元年、東日本台風により阿武隈川周辺に生じた被害・被災状況の分析から、水害時の防災・減災に必要となる事項が多面的に考察される。
また、かつて河川流域では、被害を防ぐ伝統的技術として、最終段階で建物を「浮かせる」ことで人々の生命を守ってきた。伝統構法の思想に基づく「浮く」構造物の研究報告も掲載。
執筆者:
小浪尊宏(国土技術研究センター 研究主幹)
畔柳昭雄(日本大学理工学部 特任教授)
増田光一(日本大学理工学部 名誉教授)
相田康洋(日本大学理工学部 助教)
居駒知樹(日本大学理工学部 教授)
戎崎俊一(理化学研究所 主任研究員)
江頭満正(理化学研究所 客員研究員)
■気候変動論など多様な観点に基づく最新論文を収録
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