ビブリア古書堂の事件手帖 3

扉子と虚ろな夢

メディアワークス文庫

ビブリア古書堂の事件手帖

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出版社
KADOKAWA
著者名
三上延
価格
737円(本体670円+税)
発行年月
2022年3月
判型
文庫
ISBN
9784049139525

春の霧雨が音もなく降り注ぐ北鎌倉。古書に纏わる特別な相談を請け負うビブリアに、新たな依頼人の姿があった。
 ある古書店の跡取り息子の死により遺された約千冊の蔵書。高校生になる少年が相続するはずだった形見の本を、古書店の主でもある彼の祖父は、あろうことか全て売り払おうとしているという。
 なぜ――不可解さを抱えながら、ビブリアも出店する即売会場で説得を試みる店主たち。そして、偶然依頼を耳にした店主の娘も、静かに謎へと近づいていく――。
 

◆目次◆
プロローグ・五日前
初日・映画パンフレット『怪獣島の決戦 ゴジラの息子』 
間章一・五日前
二日目・樋口一葉『通俗書簡文』 
間章二・半年前
最終日・夢野久作『ドグラ・マグラ』 
エピローグ・一ヶ月後

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