鏑木清方

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出版社
平凡社
著者名
鶴見香織 , 鎌倉市鏑木清方記念美術館
価格
2,750円(本体2,500円+税)
発行年月
2022年3月
判型
A4変
ISBN
9784582922981

没後50年を迎えた、日本画の大家・鏑木清方。
麗しい美人画で知られる清方の作品からベスト50作品を選定し、
その技巧を心ゆくまで堪能する。

また、〈美人画〉以外にも、〈浮世絵〉や〈風俗〉、
〈泉鏡花〉〈怪談〉〈着物〉〈演芸〉など、
テーマごとに、清方の世界を多角的に紹介。
それぞれの美しさを鮮やかに描いた、清方芸術の神髄に迫る。


【構成】
◎巻頭言 今も生きる清方の世界  眞室佳武

◎清方の後半生を共に過ごした三十年  根本章雄

◎清方名作50選
清方という画家、《築地明石町》から  鶴見香織
五感で楽しむ清方美人  鬼頭美奈子
浮世絵と清方  西山純子
清方の理想郷 ―水辺に広がる生活と風景―  今西彩子
鏡花と清方  穴倉玉日
怪談と清方  東 雅夫
着物と清方  加門七海
近代演藝との縁の結ばり──鏑木清方考  岩下尚史

◎エッセイ
妻として五十年  鏑木 照
お雛様の絵のこと  堀越友規子
明治の面影  芝木好子
清方先生のお宅に通った日々  福富太郎

◎清方画で読む
にごりえ/雨月物語より 蛇性の淫

◎清方を感じたい!
鎌倉市鏑木清方記念美術館
写真で追う鏑木清方の生涯
鏑木清方の著作

◎コラム
師・水野年方と清方  日野原 健司
愛惜と、ためらい――清方に宿る江戸浮世絵の遺伝子  内藤正人
鏑木清方の社会画  篠原 聰
新江東と清方――隅田川と荒川放水路  谷口 榮
幻影のなかの樋口一葉  出口智之
渡辺省亭──清方が心寄せた先達  山下裕二
清方美人の工夫──《京鹿子娘道成寺》を踊ってみる  角田拓朗

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