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現在の敬語研究についての包括的な論集。第Ⅰ部「敬語の文法―敬語の理論と分類―」では、敬語の本質論を広く考える。第Ⅱ部「敬語の語用論―敬語運用の歴史と地域差―」では、敬語史から方言研究に及ぶ敬語運用の実際面について考察する。第Ⅲ部「敬語とポライトネス―対人配慮と言語対照―」では、対人配慮に関する考察、および、他言語との対照研究を行う。現代語の敬語研究から、古典語の敬語研究、さらには、方言や他言語の敬語研究にまで及ぶ内容となっている。執筆者:近藤泰弘、菊地康人、滝浦真人、小田勝、澤田淳、森山由紀子、森勇太、日高水穂、金水敏、アイシェヌール・テキメン、井上優。
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