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縄文中期、四五〇〇年前の新潟県の遺跡から口のあたりが火の燃えさかっているように飾られた豪壮・雄渾な〝火焔土器〟が発掘された。この頃、縄文文化は山野・海川からの豊かな食料に恵まれて最高潮に達し、東日本では、想像を超える大型住居も生まれる。
土器の様式や人生の節目に行われる抜歯の風習、婿入婚と嫁入婚など、東西二つの文化圏に分けられる縄文晩期。北部九州に到達した渡来人がもたらした水稲耕作技術は、短期間のうちに日本各地に広がり食糧事情を一変、やがて収穫物をめぐり人が人と戦う時代へと向かわせる。
原案執筆 春成秀爾
〈目次より〉
序 章 縄文人の豊かな生活
第一章 大型住居の出現
第二章 北陸・中部地方の繁栄
第三章 東北・関東地方の繁栄
第四章 縄文人の精神世界
間 章 世界の中の縄文文化
第五章 日本列島の東と西
第六章 婿入婚から嫁入婚へ
第七章 古代化への道
解説・春成秀爾
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