フロイトの精神分析
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第2巻は,フロイトの精神分析についての講義で校正されている。
フロイトは一人で精神分析を創始した。よって,フロイトが精神分析をどのようにして創り上げ,用い,考えたかを学ぶことは,後世の私たちにとって必須のことである。なぜならば,そのような学びのなかで,私たちはフロイトを体験し,対話し,考えることによって,彼の創り上げた精神分析を継承するだけでなく,発展させてもいく可能性に開かれるからである。
本巻では,「フロイトの精神病理学の基礎」,「フロイトの精神分析技法の基本概念」および「フロイトの症例」の三つのカテゴリーの観点から,「フロイトの精神分析」を学ぶ。さらに言えば,「フロイトの精神病理学の基礎」のカテゴリーは,「性愛理論と性差の心理学」,「ナルシシズム論」および「対象喪失論」の三つの講からなる。また,「フロイトの精神分析技法の基本概念」のカテゴリーは,「フロイトの技法論文を読む」,「抵抗・陰性治療反応」および「行動化」の三つの講から構成されている。そして,「フロイトの症例」のカテゴリーでは,「ドラ」,「ハンス少年」,「ねずみ男」および「狼男・シュレーバー」の四つの講義がなされる。(本書「第2巻の紹介」より)
読者は,本巻を一読することによって,創始者フロイトの精神病理学,精神分析技法,および症例を俯瞰することができよう。
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