岐路に立つ「動物園大国」

岐路に立つ「動物園大国」

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出版社
現代書館
著者名
太田匡彦 , 北上田剛 , 鈴木彩子
価格
1,980円(本体1,800円+税)
発行年月
2022年3月
判型
四六判
ISBN
9784768459171

日本初の動物園として開園した上野動物園は2022年3月20日、140周年を迎えます。現在、動物園で生まれて祝福されるのも束の間、様々な事情から飼いきれなくなって、園外へと運び出されていく動物がたくさんいます。いったい日本の動物園では何が起きているのか? 本書では、大量の公文書のなかに動物たちの移動を追い、北は北海道から南は鹿児島まで全国の動物園を取材し、日本の動物園の「いま」を浮き彫りにします。

「余剰動物」たちが「動物交換」によって通貨のように扱われている現実をあぶり出し、動物商というビジネスの内幕や、日本の動物福祉の実情についても深掘りしています。

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