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小・中学校の正式な教科となった「道徳」。道徳は、時代や社会、文化によっても変わってくるものですが、なぜ今、国語や算数などと同じ「教科」になったのでしょうか? 学校教育だけでなく、コロナ禍での自粛警察など、「道徳的に正しいかどうか」とジャッジする傾向が日本社会で強くなっているようです。「道徳」って、いったい何なのでしょう?
独特の視点とユーモラスな文章で日常に光を当てるノンフィクション作家・髙橋秀実さんが、道徳教育の現場を皮切りに、地球温暖化、映画、小説、シェアリング、VR、ハラスメントなど、あらゆる社会問題や現象から「ニッポンの道徳」を考察する傑作ルポルタージュ!
▼ヒデミネ流「道徳教室」時間割
1限目 50年ぶりの教科書
2限目 みんなで「自分」
3限目 「だから」の気持ち
4限目 ちょっと努力している
5限目 カチカチなファンタジー
6限目 うらみハラスメント
7限目 モラハラのからくり
8限目 ビジネスとハピネス
9限目 アイ・ラブ・ちゅーりーちゃん
10限目 道徳的な現実?
11限目 はじめてのスマートフォン
12限目 リアルと共感
13限目 セックスしないふたり
14限目 エコバッグ黙示録
15限目 あなたは「いい人」ですか?
▼著者プロフィール
たかはし・ひでみね。1961年横浜市生まれ。東京外国語大学モンゴル語学科卒業。テレビ番組制作会社を経て、ノンフィクション作家に。『ご先祖様はどちら様』で第10回小林秀雄賞、『「弱くても勝てます」開成高校野球部のセオリー』で第23回ミズノ スポーツライター賞優秀賞を受賞。その他の著書に『TOKYO外国人裁判』『ゴングまであと30秒』『素晴らしきラジオ体操』『からくり民主主義』『トラウマの国ニッポン』『はい、泳げません』『趣味は何ですか?』『おすもうさん』『損したくないニッポン人』『不明解日本語辞典』『やせれば美人』『人生はマナーでできている』『日本男子♂余れるところ』『定年入門 イキイキしなくちゃダメですか』『悩む人 人生相談のフィロソフィー』『パワースポットはここですね』など。近著に『一生勝負 マスターズ・オブ・ライフ』がある。
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