農業と経済 2022年冬号

特集:日本の食を支える「米・麦・大豆」 国内産の価値を拡げる

農業と経済

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出版社
英明企画編集
著者名
農業と経済編集委員会 , 青柳斉 , 小池恒男 , 白岩立彦 , 辻村英之
価格
1,870円(本体1,700円+税)
発行年月
2022年2月
判型
A5
ISBN
9784909151520

特集 日本の食を支える「米・麦・大豆」──国内産の価値を拡げる



新型コロナウイルスのパンデミックによって世界の食料市場の不確実性が顕在化し、新自由主義的グローバリズムの行き詰まりや大規模な気候変動と地球環境への危機的な負荷が指摘されるなか、あらためて「食料自給」について検討し行動する必要性が高まっている。

なかでも「日本人の食」を根底から支える米・麦・大豆の国内生産を拡大・拡充することには、食料安全保障のみならず、環境・生態系・景観の保全、地域社会の振興、伝統的食文化の保存など、多様な価値と意義がある。

本特集では、国内産「米・麦・大豆」の価値をあらためて整理し、さらに価値を高めるとともに多方面に展開し消費を拡大する方策を検討する。





■巻頭言

国内・地元で生産することの価値…… 青柳 斉・小池恒男・白岩立彦・辻村英之・吉田行郷





■特集

日本の食を支える「米・麦・大豆」─国内産の価値を拡げる

青柳 斉+小池恒男+白岩立彦+辻村英之+吉田行郷 責任編集





■Ⅰ 国内産「米・麦・大豆」はなぜ価値があるのか



●1 米・麦・大豆を国産することの意味と価値……小池恒男



●2「食料安全保障」としての価値

(1)「日本の食」の安全保障をどう理解するか……池上甲一



(2)国際市場における小麦・大豆の需給動向

 ──COVID-19禍における穀物等市場及び世界の食料需給見通し……古橋 元



(3)「安い日本」における穀物価格の高騰

 ──低い自給率が脅かす「日本の食」の安全保障……柴山桂太



●3「景観保全と地域活性化」の価値

○コラム1 稲と麦が創りだす景観の意義……秋津元輝

○コラム2 滋賀の酒米と地酒の活性化をめざして……喜多良道

○コラム3 地元産の小麦で住民の笑顔と経済の循環をつくる「横浜あおば小麦プロジェクト」……奥山 誠

○コラム4 九州における国産大豆による地域おこし……東 鉄兵

○コラム5 笠原棚田米プロジェクト─食べる人とつくる人で棚田を守る……小森耕太





■Ⅱ 私たちの選択はどうなっているのか



●1 日本型食生活の変容と米消費の展望──主食的消費の動向分析から……青柳 斉



●2「ご飯は太る」の嘘──お米の

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