死神と没落華族令嬢の和風婚姻ファンタジー
没落華族令嬢が生贄として嫁いだ先。
それは愛を知らず、人を嫌う死神だったーー
帝都・小石川で紡績業を営む三条家のもとで働く没落華族令嬢の千鶴は、もともとは彼らよりも立場が上だったことから、日々嫌みや蔑みの言葉を投げつけられていた。
そんな中、街では病が流行り、次々と人々が“ある言葉”を残し、亡くなっていた。
「枕元に死神が立ったーー」
病を流行らせ死へと導く死神の怒りを鎮めるため、千鶴は「生贄の花嫁」に選ばれるが・・・
没落令嬢と死神の明治恋愛浪漫譚。
【編集担当からのおすすめ情報】
新鋭・千世トケイが贈る淡く切ない明治浪漫譚!!
辛くても華族としての矜持を忘れない健気な没落令嬢・千鶴。皆を守るために自身を犠牲にし、生贄として死神のもとへ向かう彼女に、どうか幸せになれと願うものの、そこで待っていたのは、
「……わかった。お前を殺そう。」
人を嫌い心を許そうとしない死神・八雲の容赦のない一言。そんな孤高でクールな八雲が次第に、どこまでも真っ直ぐな千鶴を慈しみ、愛に溢れいく様子は堪りません!!
ハグにお姫様抱っこに添い寝…色気満載・胸キュンシーンも盛りだくさん!!そんな一作に恋に落ちること間違いなしです!
そして二人の恋の進展だけでなく、“死神”の役目をめぐる涙なしには読めない人情噺も!ぜひぜひお読みください!
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