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大学入試に出題される評論文は、なぜ難解なものが多いのか? それは、その多くが「世界に山積される数多くの課題」に取り組む上で必要とされるものだから。評論文を読み解くことは、世界をよきものにするための最良の独学の道である。国民国家、資本主義、グローバリゼーション、新自由主義、ポピュリズム…世界のいまを知り、未来をつくるために必要な知識を伝える、学び直し読書案内。高校生から社会人まで、必読教養入門書・良書30冊の紹介とその読み解き方。
「本書て?紹介する書物に扱われるテーマか?”現代社会や世界に山積される数多くの課題”て?ある以上、そうした一歩一歩の先に開けてくるのは、この社会、そして世界を理解するための視座──そしてそれをより良きものへと導くための回路て?あるはす?て?す。つまり、評論文のより良き読み手となることは、僕たち自身か?、この社会や時代を未来へと切り拓いてゆく一個の主体となることに等しいのて?す。」(「はじめに」より)
【目次】
第1章:〈表象representation〉とは何か?
§1 再現としての表象
§2 代表/代弁としての表象
第2章:国民国家と民主主義
§1 フランス革命と国民国家
§2 一般意思とは何か
§3 多数決について考える
§4 全体主義
§5 ポピュリズム
§6 代議制民主主義の限界を超える
第3章:コロニアリズムの歴史を概観する
§1 近代国家の夜明け
§2 ナショナリズム
§3 資本主義
§4 植民地主義=コロニアリズム
§5 植民地主義とナショナリズムの相関
§6 日本の近代をふりかえる
§7 近代国家としての日本の言語政策
第4章:声を奪われた人々の"声"
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