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世界の自動車メーカーでは電気自動車や自動運転など新たな技術革新に急速に取り組んでいます。これに伴い自動車産業への新規参入は拡大し、品質保証に対する要求の一層の高まりから IATF 16949の認証取得ニーズは増加しています。
自動車産業向けの品質マネジメントシステム規格であるIATF 16949 が要求する内部監査は、規格要求事項がISO 9001に対して非常に多く、難しい用語も多く使われています。そのため、規格要求事項の意図を十分に把握できずに内部監査プロセスを構築し、規格要求事項に適合することを目的にしている組織が多く存在しています。このようにして構築された内部監査プロセスでは、手間がかかるわりに表面的な指摘事項が目立ち、不適合に対して是正処置を行っても品質マネジメントシステムにプラスの影響を与えられません。
本書では、内部監査プログラム、3 つの監査計画書、内部監査報告書、不適合是正処置要求書などは具体的な事例を紹介し、図表を用いて規格要求事項の意図を解説しています。加えて、審査で多くの組織に共通して指摘される不適合と規格要求事項の解説も掲載しています。
著者は、かつて自動車会社で設計開発部門、品質保証部門、生産部門、サービス部門で幅広く業務を担当し、この中で ISO 9001認証取得の全社事務局として品質マネジメントシステム構築に関わりました。また、現在勤務している組織では IATF 16949の認定プロジェクトや多くの審査を担当し、一貫して自動車の品質に長く関わってきました。この豊富な経験から、本書では監査プログラムに関する質問や内部監査員の力量に関する質問などの多くのQ&Aを掲載しています。
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