本当は怖い仏教の話

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本当は怖い仏教の話

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出版社
パンローリング
著者名
沢辺有司
価格
1,320円(本体1,200円+税)
発行年月
2022年3月
判型
B6
ISBN
9784775954973

仏教とは、仏になるための教えだ。一切の執着から解き放たれ、悟りの訪れをめざす。そのために修行をするのだが、それは正しい生き方をすることである。この仏教の原点を見るかぎり、なんら怪しいところも、恐ろしいところもない。
ところが、あらゆる方向に複雑に枝分かれし、ほかの宗教や各地の風習をのみこみながら成長した仏教は、まったく別の姿に変貌した。その断面を切り取ってみると、ときに、どろどろした黒い血のようなものがしたたり落ちる。
本書『本当は怖い仏教の話』では、そんな仏教にまつわる怖いエピソードの数々を蒐集した。即身仏や補陀落渡海、捨身行、焼身往生などのショッキングな修行や、インドや日本で起こった歴史上の虐殺事件など、計38項目を収録。「教義」「修行法」「歴史」「風習」という4つの切り口から、仏教の「暗黒面」に迫る。

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