Hackability of the Stool スツールの改変可能性

Hackability of the Stool スツールの改変可能性

取り寄せ不可

出版社
建築の建築
著者名
元木大輔 , DDAA LAB
価格
5,500円(本体5,000円+税)
発行年月
2022年2月
判型
B6変
ISBN
9784991147517

建築の建築では、気鋭の建築家・元木大輔(1981-、DDAA代表)による『Hackability of the Stool スツールの改変可能性』を発行いたします。同書は、アルヴァ・アアルトの名作椅子「Stool 60」をモチーフに、最大公約数なデザインの過程で削ぎ落とされてしまった、多様で、ニッチで、ささやかな機能を付加することで、その機能の拡張を探求したプロジェクトの集大成となります。330点余りのスケッチをふまえ、100のアイデアが実際に制作されました。2020年には、実現したスツール100脚の写真(撮影:長谷川健太)をInstagramで1日1案ずつ、100日間連続投稿しました。本書は、これら100脚の写真を一挙に収録いたします。またアルテックの協力によりアアルトの「L - レッグ」をめぐるアーカイブ写真の掲載が実現、これらはZineやリトルプレスのシーンで人気のリソグラフで印刷し、その表情が楽しい仕上がりとなっています。〓〓〓〓〓〓〓 本書の冒頭には、元木による書き下ろしの小論文「『原っぱ』は設計できるか?─『Hackability of the Stool』の先にあるもの」(約15,000文字)を収録します。さらに3本の対談、水野祐(弁護士)「モダニズムとオープンソース」、甲斐貴大(studio arche代表)「手を動かすと考えるの往復」、角田和也(DDAAスタッフ)「アイデアの出し方─ 331のスケッチを振り返る」を通して、「Hackability of the Stool」のオモテとウラを語り尽くします。書籍をスツールに、表紙の厚紙を”アタッチメント”に見立て、あえて書籍本体と表紙を接着しない造本は、デザイナー高室湧人によります。アタッチメントを外すと、シンプルなPUR製本の書籍が「白い塊」としてあらわれます。その存在からは、「書籍とは」「建築とは」という知的な問いかけにも誘われるようです。元木大輔のアーティスティックな魅力が詰まった一冊を、ぜひお手にとってご覧ください!

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