特集:現代版画の「版」表現
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1970年代頃、版画は当時の現代美術において、最も新しく中心的なトピックでした。
同時期に始まった 東京国際版画ビエンナーレも大いに盛り上がり、当初は注目を集めましたが、映像やポスターなど、どこまでを「版画」ととらえるかで紛糾し、80年代を迎える前に幕を下ろします。
ですが現代では、美術界全体でもはやジャンルによる区分が意味をなさなくなっています。作品は様々な要素を併せもつことが一般的となり、そのためにかえって、「版」を用いることの意味が浮き彫りになる時代となりました。
そこで本特集では、現代版画の「版」表現と題し、2022 年現在、「版を媒介して制作する作家」の中でも、特に現代性が感じられ、また独自性を発揮して活躍する作家7名を厳選して紹介します。作家それぞれの作品と制作方法から、何を表現しようとしているのか、なぜ「版」を用いるのかについて、掘り下げた特集です。
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