高位合成の初歩からSLAMや深層学習の実装までカバーした、待望の入門書!
小型で省電力ながらも高性能なFPGAは、自動車やロボットなどでのエッジ処理に適したデバイスとして期待されています。とくに近年では、「高位合成」という、C/C++などの高級言語からFPGAの回路を組み上げる技術が発展しています。これによって、より手軽に、通常のソフトウェア開発と近い感覚でFPGAの開発に取り組むことが可能になっています。
本書では、はじめてFPGAに触れる人でも実用的な知能処理の実装ができるように、基礎的な知識から応用例まで丁寧に解説しています。FPGAに興味のあるソフトウェアエンジニアの方々や、より効率的な開発をしたい組込みエンジニアの方々にもおすすめです。
〈本書の特長〉
●簡単なプログラムを通して、高位合成のポイントを一つ一つ説明しています。さらに、実践的なアプリケーションの例として、SLAMの実装について解説しています。
●自身の手でゼロから開発するだけでなく、より高性能な処理を可能にするため、さまざまなライブラリがベンダーから提供されています。その活用例として、深層学習の実装について解説しています。
●システム実装の考え方やアーキテクチャの知見といった基礎事項も要点を押さえて解説しているので、はじめてFPGAに触れる人でも無理なく学ぶことができます。
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