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『多言語教育に揺れる近代日本』
「英語偏重」の源流を辿って―。
西洋文化と邂逅し、日本が近代国家としての道を歩み始めた明治・大正期。この時代には、英語のみならず、仏語や独語の中等教育導入についても激しい議論が繰り広げられていた―。本書では、近代以降の外国語教育をめぐる議論の内実やその目的の変化、教育政策決定過程を丹念に辿ることで、わが国の外国語教育が「英語偏重」へと陥った歴史的経緯を明らかにする。温故知新の精神で、現代日本の「外国語教育」のあり様に鋭くメスを入れた一冊!
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