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1972年に竣工した、日本建築史に残る名作、中銀カプセルタワービル。
2022年、この建物の解体が行われます。
本書は、 写真400枚以上、114カプセルを収録する 、最大にして最後の記録集です。
2本の論考(松下希和氏、鈴木敏彦氏)、黒川紀章の子息である黒川未来夫氏と
メタボリズム研究の大家である八束はじめ氏の対談も収録 、これ以上ない内容です。
カプセルタワーは、解体後にカプセルの再利用が予定されています。
「中銀カプセルタワービル」としての最後の姿を、存分に御覧ください。
「解体はされますが2022 年は中銀カプセルタワービル竣工50 周年
の記念すべき年です。本書の出版を筆頭に、企業や団体の協力によ
り様々なイベント等が展開されます。また実物のカプセルとみんな
の思いは、日本はもちろん海外にも引き継がれていきます。これが
きっかけで新たなクリエイターやアーティストが誕生し、メタボリ
ズムの思想を引き継いだ「シン・カプセル建築」が生まれる、そん
なワクワクする未来が訪れることを願っています。 」(本書より)
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