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フツーのババァでも、やっと自分らしさを見つけられた。何でもよい。まずやってみることだ。(本文より)
五月、親友が死んだ。
六月、亭主が死んだ。
七月、私は七十歳になった。
ふたりの理解者がいなくなって、この先ひとりで生きて行けるか、正直不安であった。
遺族年金などがあるし、まだ働いていて、給与もある。定年なし。経済的に不安なのではない。
週二日、仕事の他に、何かあるだろうか?
残りの五日は、何する? 有り余る時間。人生、ひまつぶしと言った人がいたが、そんな感じ。
じゃ、何がしたい? それがわかれば、とっくに始めている。じゃ何が出来る?
最後を自分らしく生きるには、どうすればいいのか。
九月、起業にむけて、私は暴走を始めた。
ええっ!? 起業??? そうなのです、著者は「起業」を人生最後の挑戦に選んだのです。企業買収に不動産投資やインターネットカフェ経営。そして資金繰りに悩む日々の全記録!
果たして昭和のババァは令和のビジネスに参入できるのか!?
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