もしも紫式部が大企業のOLだったなら大鏡篇

もしも紫式部が大企業のOLだったなら大鏡篇

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出版社
創元社
著者名
井上ミノル
価格
1,320円(本体1,200円+税)
発行年月
2022年2月
判型
A5
ISBN
9784422910307

平安の雅な世界を現代に置き換えた大人気コミック『もしむら』に待望の続編が登場!
今回のテーマは古典の授業でおなじみ『大鏡』。
スキャンダルあり、リベンジあり、怨霊あり、パンデミックあり……、
風流なだけじゃ生きていけない”いみじき”平安宮廷ライフをポップに描く、笑って学べる文学読本です。

***

長い歴史を持ち、日本を代表する大企業・株式会社 内裏商事。
同社副社長・彰子の秘書で、人気同人小説『源氏物語』の作者でもある紫式部は、広報部に異動し社史『栄花ストーリィズ』をウェブ連載している同僚・赤染衛門に、執筆協力を依頼される。
社内で絶大な権力を握る取締役&筆頭株主・藤原道長常務に気を遣いつつ、読者が喜ぶ魅力的な連載にするために資料を探そうと社史編纂室を訪れた式部たちが出会ったのは、謎の老人3人組!
うたてげなるアラトゥーハンドレッドの長老らが超人的な記憶力をもって語る内裏商事の泥沼権力闘争とスキャンダルの数々を、式部たちはキラキラ社史に書き換えられるのか!?

***

《『大鏡』とは?》
平安後期に書かれた作者不詳の歴史物語。3人の長老の昔語りに、若侍が合いの手を入れる形で展開する。藤原氏の栄華を中心に、文徳~後一条天皇までの176年間の歴史を、権力闘争や謀略事件、スキャンダルまで、批判と称賛を交えつつ色鮮やかに描いている。

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