文学には、文字テキストに限らず、うたわれた歌を多く収めた『萬葉集』、琵琶の音曲で語った『平家物語』、「むかしむかし」と語りかけた昔話など「声」の文学が存在する。こうした「口承」を重視した柳田國男や折口信夫に学び、記紀の説話から現代の世間話に至る伝承文学について、26課題を取り上げ「声」と「文字」の文学を交叉させて編み、口承と書承の両面から民俗学の手法で解き明かす。
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