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言語と文化に関わる営みは、しばしば異文化の存在を意識し、異文化の介在するものとなる。学問研究においても、異文化を通じてもたらされる“他なるもの”が促進剤となることがあり、異文化との相互参照を手法とし、時に対象そのものとする領域や方法論が発展し成果が蓄積されてきた。本書では、そうした異文化との出会いを諸領域に見ながら、事象の捉え方の一断面を浮かび上がらせる。言語と文化を捉える水準の多様性と観点の有効性を理解する。
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