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できるなら
日々のくらさを 土の中のくらさに
似せてはいけないでしょうか
地上は今
ひどく形而上学的な季節
(「見えない季節」)
ひたむきな個の希求
鮎川信夫らの「荒地」に参加、時代や流行に流されず、つねに自身の内省的かつ伸びやかな歌を表現しつづけた牟礼慶子。「見えない季節」「ことばの冠」など数々の名篇を残した詩人の単行詩集全6冊を収録。全432頁、資料集24頁添付。解説=鮎川信夫、瀬尾育生、装幀=井原靖章
【収録詩集】来歴/魂の領分/日日変幻/夜の中の鳥たち/ことばの冠/夢の庭へ
一見、静かで内省的な、それでいてどこかユーモアをたたえた牟礼さんの詩は、周囲の騒がしさにひきくらべて、ひどく際立った落ち着きを感じさせたものである。そこには、自分の世界をしっかりまもって、出しゃばりでもなければ引っ込み思案でもない、確固とした個の充実があった。――鮎川信夫
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